「被写界深度」って何?

 

 

被写界深度はピントの合う範囲?

 

ピントは合わせた距離にあるものすべてに合います。つまり「点」ではなく「面」にピントは合うわけです。

 

絞りの数字Fを大きくすることを「絞り込む」といいます。絞り込んで行くほど、ピントを合わせた前後にあるものにも、ピントが合って行くように見えてきます。これが被写界深度です。

 

人間の目はある程度の大きさの円までは、点として見てしまいます。ボケは点が円になったものですが、その区別が出来ない範囲が被写界深度です。

 

被写界深度は

 

●絞りの数字を大きく、つまり絞り込むほど

 

●焦点距離が短いほど、つまり望遠より標準、標準より広角になるほど

 

●撮影距離が離れるほど、つまり撮りたいモノが遠ざかるほど

 

ピントの合う前後の範囲が広く(=深く)なっていきます。

 

また、

 

●ピントを合わせた手前よりも、奥のほうがピントの合う範囲が広くなります。

 

正確にはピントが合っているように見える範囲のことですが。

モニターなどで画面を拡大していくと、ピントを合わせたところの前後が、ピントが甘くなっているのが分かると思います。

 

特に広角レンズは被写界深度が深いので、ちゃんとピントの合っているように見えてしまいます。それで、広角レンズで、撮りたい被写体をキッチリと撮影したい時は、ていねいにピントを合わせたいです。

 

ただ、大画面のモニターで見たり、プリントを大伸ばしするなどの場合以外は、ピントが合う範囲という理解でも実用上はそれでいいと思います。

 

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