「被写体ブレ」と「カメラブレ」

「被写体ブレ」と「カメラブレ」

 

 

ブレの種類は2つ?3つ?

 

ブレは大きく分けて2種類、さらに細かく言うと3つになります。被写体ブレ、カメラブレの2種類ですがカメラブレには手ブレと三脚などを使った時に起こるブレがあります。

 

被写体ブレ

カメラ側がしっかりと静止していても起こるのが被写体ブレです。被写体ブレは被写体の動くスピードの速さとは必ずしも比例しません。

 

カメラのシャッタースピードしだいです。さらに言うとく、被写体のカメラに対して動く方向、レンズの焦点距離なども関係します。

 

高速シャッターで写した写真をご覧になったことがあると思います。人間の目では見えない一瞬をとらえることができます。

 

また、逆に昼間の交差点などでスローシャッターを切るとクルマや人影などを消すこともできます。

 

2つの例で分かるように、被写体のスピードに関係なく、シャッターが開いている間に被写体の像が撮像素子面上を動かなければブレません。そして動けば動いた光跡分がブレになります。

 

被写体ブレ カメラブレ

 

 

 

カメラブレで注意すること

じつは三脚を使っていてもブレる時があります。不安定な場所や振動が伝わってくる場所などで撮影した場合です。

 

一眼レフはファインダーへ映像を送るためにミラーが使われています。シャッターを切るとミラーが跳ね上がりカメラにショックが伝わります。このショックがカメラブレの原因になるのです。

 

それで三脚によってはこのショックを抑えきれない時があります。ある程度頑丈な三脚が必要な理由です。また手ブレ補正機能はOFFにしてから三脚を使いましょう。

 

また、三脚を使う時は、ケーブルレリーズやリモコンを使ったほうが無難です。

 

 

手ブレの目安

35ミリ判換算で、レンズの焦点距離分の1秒が手ブレを起こす、起こさないの境目と言われていました。たとえば標準50ミリだと1/60秒以上で防ぎやすくなるということです。ただ高画素化によって、より速いシャッタースピードが必要になってきました。

 

手ブレを防ぐシャッタースピードに関しては個人差があるようです。

 

それと、とっさの場合など不安定な構えで撮影するとやはりブレやすいです。

 

モニターを見ての撮影はブレやすい

ファインダーを見て撮影する時は、カメラを額につけて(近づけて)行うので安定しやすいですが、モニターの場合は手を差しのべて行うので、ブレにはファインダー以上に注意が必要です。

 

ただ、手ブレ補正機能と高感度でかなり防げるようになりました。

 

手ブレ補正の効果

カタログなどで手ブレ補正についてシャッタースピード2.5〜4段分の効果があると書かれています。

 

たとえば、カメラのシャッタースピードの表示が1/4秒だとすると、4段分の効果とは1/4→1/8→1/15(16)→1/30(32)→1/60(64)のように約1/60秒のシャッタースピードで撮影したのと同じ効果があることを意味します。

 

矢印(→)1つが1段で2倍の速さに相当します。つまり2×2×2×2=16倍の速さということです。

 

あくまで「効果」です

なぜ2.5と書かれているのでしょうか?

 

それはシャッタースピード1/60秒で写したのと同じくらいの「効果」があるということであって、そのシャッタースピード1/60秒で写したのではないということです。

 

1/4秒は1/4秒でシャッターが切れるので、速く動く被写体のブレまでは防げません。

 

カメラの構え方、カメラの大きさや重さ、タテ位置とヨコ位置、初心者とベテラン、レンズの焦点距離などによって手ブレ補正の効果は違ってきます。

 

使用カメラの手ブレ補正効果については、いろいろな条件で撮影して慣れるようにしましょう。

 

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